日常生活で直面する苦しいことも「あのときと比べたら」
2児の母親として子育てをしながら、かまぼこ屋の若女将としての仕事をこなし、空いた時間で筋トレに勤しむ杉山さん。筋トレを始めたことで理想の自分に近づき、社運をかけた新商品『ちっくすパック』も地上波で取り上げられるほど認知度を獲得した。
しかし、筋トレが杉山さんにもたらした変化は、それだけにとどまらなかった。
「筋トレを始めてから、日常生活でのつらさの感じ方が変わったんですよね。仕事でしんどいことがあっても、『大会前の減量に比べたら全然マシだな』って思えるようになって」
大会に向けた杉山さんの減量は、傍から見ればかなりハードだ。2024年に初めてボディコンテストに出場したときには、半年かけて体重を約14kg落とした。特に最後の1〜2カ月は有酸素運動と厳しい食事制限を組み合わせ、一気に6kgを絞り込んだという。
「みんなに『顔が死んでる』って心配されるぐらいきつかったですね。『ちくわしか食べてないの?』って聞かれることも多くて(笑)。食べたいものが全然食べられない状況が何カ月も続くので、本当にきつかったです」

