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ソニー「着るクーラー」が累計84万点の大ヒット…2万7000円でも売れる《酷暑ニッポン》都市の新常識

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「REON POCKET6」を着用した男性
40℃を超える酷暑も珍しくなくなった今、ソニーの「着るクーラー」が都市部や海外で売り上げを伸ばしている(写真:筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント

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2020年にソニーから発売された、 “着るクーラー”(ブランド名は「REON POCKET」=レオンポケット)が絶好調だ。

発売以来、順調に売り上げを伸ばしてきたが、近年の酷暑でさらに拡大。現在はソニーサーモテクノロジーが販売しており、同社広報によれば、「2025年は前年比1.5倍の売り上げ実績で、累計販売数は84万点に達した」という。

今年5月に発売した新商品「REON POCKET 6」も好調で、ソニーストアや家電量販店、アマゾンなどのサイトで購入できる。ネット接続で機能が使えるのも特徴だ。

今年発売された「REON POCKET 6」(実勢価格は税込み2万7500円)。手前の本体を首につけて使う。夏は冷却、冬は温熱に切り替えて使える冷温両対応である(写真:筆者撮影)

この商品は冷却と加熱を行う電子部品「ペルチェ」(Peltier)を用いている。同社は「本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりすることのできる、ウェアラブルサーモデバイスです」と説明する。「服の下に装着して直接肌の温度を調節するガジェット」の意味だが、同社は“着るクーラー”として訴求している。

どんな特徴を持つ商品か。開発者の社長に取材した。

冷却性を高め “-2℃の進化”を実現 

まず、今年の「REON POCKET 6」が、従来モデル(2024年発売「REON POCKET 5」)と比較して進化した点を聞いた。

手前が「REON POCKET 6」で奥が「同5」。大きさもコンパクトになった(写真:筆者撮影)
【写真を見る】ソニー「着るクーラー」が累計84万点の大ヒット…2万7000円でも売れる《酷暑ニッポン》都市の新常識(8枚)
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