有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #産むも・産まぬも

「産むも産まぬも、どちらもしんどい」作家・阿古真理が1年半の取材で見た"少子化社会"の現在

9分で読める
連載「産むも 産まぬも」を筆者が総括します(写真: takeuchi masato / PIXTA)
2/4 PAGES
3/4 PAGES

社会の中に居場所がないからか、子育ては孤独な営みにならざるを得ない。幼い子どもを抱える多くの親が、切実に助けを必要としていることは、2025年に始まった「育児119」にSOSを寄せる声が多い現状からもわかる。この取り組みを取材した記事は、本連載で最も多く読まれた。

【育児119を取材した記事(2026年3月18日)】電話口の母親は号泣していた—「育児119」に届く切実なSOS、父親からの相談も 「孤独な子育てをなくしたい」代表の思い

産んだ人が苦しまないための道筋を示してくれたのは、もともと産むつもりはなかったが産んだ2人の女性。両者とも、夫や親族が関わる体制を築いたうえで妊娠し、夫婦ともに自分の時間を確保している。

【子どもを産まないと決めていたものの、その後出産した女性を取材した記事(2025年8月11日)】「子どもを産むつもりはなかった」女性が出産した理由とその後。2人の女性の経験談から見えてきたこととは。変わりゆく現代の家族像を追った

「子どもを持つのが当たり前」の風潮は今も

女性へのプレッシャーが特に厳しいのは、地方である。

地方女性の実情について取材したところ、30年以上変わらない男尊女卑傾向に驚いた。女性が責任ある仕事を任されて自活するのも難しく、シングルは差別され、さまざまなハラスメントが横行する現場について聞いている。

【地方女子プロジェクト代表・山本蓮さんを取材した記事(2025年10月26日)】「結婚は?」「子どもは?」―地方女子が語り始めた「生きづらさ」の正体。"当たり前"を見つめ直す26歳女性のまなざし
【作家・山内マリコさんを取材した記事(2025年11月5日)】「産むも・産まぬも」——。作家・山内マリコ氏が見つめた"地方女子のリアル"。子どもを巡る価値観を社会と自分の内側から問い直して
【地方在住の女性を取材した記事(2026年2月25日)】「結婚は不要、でも子どもは欲しい」――"戦略的シングルマザー"になった彼女の並々ならぬ覚悟。地方都市で直面した「両立」の厳しすぎる現実
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数