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「透明感があるのにくすんでいる」 "共感や感動がない"衝撃ドラマ『Tシャツが乾くまで』で思い知った、蒼井優の凄み

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Tシャツが乾くまで
登場人物たちの言動に対し賛否両論が巻き起こり、盛り上がっている(画像:TBS 7月期金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』【公式】@tshirts_tbsより)

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『silent』(2022年、フジテレビ系)で大ヒットを飛ばした気鋭の脚本家の新作ドラマ『Tシャツが乾くまで』(TBS系、金曜22時〜)の第1話のラストは、強烈なクリフハンガーだった。

主人公・咲子(蒼井優)の夫・充(松山ケンイチ)はバス事故で行方不明になる。たまたまコインランドリーで知り合った樹生(中島歩)の妻・あずさ(夏帆)も同じ事故で亡くなっていた。

そして、樹生は咲子にこう告げるのだ。

「あなたの夫、僕の妻と不倫してましたよ」

「コインランドリー」が本作の重要な舞台となっている(画像:TBS 7月期金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』【公式】@tshirts_tbsより)

「蒼井優」が物語の求心力

どうなるの〜とドキドキしながら1週間を過ごし、第2話を見ると、はたして決定的な証拠はなかった。限りなく樹生の妄想に近いだけだったのだ。ただし、毎週第三金曜日に既婚者同士が会っていて、事故があった日、2人は共に長野にバス旅行に行っていたことは紛れもない事実。事故の被害者の1人が遺したスマホの映像に、バスで隣に座って仲睦まじく会話する充とあずさが映っていた。

それでも咲子は夫を信じる。彼女は比較的、夫婦間の自由を認めるタイプのようで、充とあずさは単なる友達だと考える。一方、樹生は神経質で、妻がほかの男と仲良くしているのを見た途端、不倫を疑う。2人のことをこっそり観察して確信を深めていたという、ややストーカー気味なところもある。

樹生の強い思い込みに咲子も次第に感化され不安がもたげてきて……。

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