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ビジネス #ビジネスと人生は絶望に満ちている

2026年W杯準優勝の立役者・メッシに学ぶ"弱いリーダー"のすごさ 静かなリーダーこそがチームをまとめ、強靱にする

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絶望に効く今週の名言
2016年6月9日にパリで開催された「Hublot Loves Football」イベントでのマラドーナとペレの会話より(翻訳は頭木弘樹)

大学生のとき災害心理学の授業で、こわい話を聞いた。大規模施設での火災では、「なぜこんなところで?」という場所で小集団が死んでいることがあるという。その理由は、「火事だ!」とパニックになったとき、「こっちだ!」とみんなを導くリーダーシップを発揮する人が現れる。その頼もしさについていく人もいる。

NHK「ラジオ深夜便」の人気コーナー「絶望名言」に出演中の文学紹介者が、ビジネスと人生の“絶望”に効く名言を毎週お届けする。【火曜日更新】

ところが、どちらに逃げたらいいか知っているわけではない場合もあり、無闇に強引に進んでいった結果、おかしなところで死んでしまうことに。リーダーシップというのは、みんなをまとめ、導く力のことであって、正しい結果に導けるかどうかは、また別なのだ。

それ以降、リーダーシップのある人には気をつけようと思っていた私だが、それでも2019年、サッカーのアルゼンチン代表チームの監督にスカローニが正式就任したときには、「こんな人で大丈夫?」と心配になった。いつも不安そうな顔をし、頼りなく、すぐに泣く。他の監督はどの国でも、「オレの言うことは絶対」という強烈なリーダーシップを発揮する人ばかりで、差がすごかった。

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