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世界の一流が実践する、業務が整う16時以降の"15分"の使い方 「毎日忙しいのに達成感がない」人こそマネしたい習慣

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時計とオフィスの女性
一流のビジネスパーソンは、16時以降にあえて仕事のペースを落とすといいます(写真:北村笑店/PIXTA)
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しかし、私がマイクロソフトの本社で目にした光景は、これとは完全に対極にあるものでした。世界の一流たちは、16時を過ぎると仕事のスピードを意図的に落としていました。これは単なる減速ではありません。“別のギア”に切り替えるような感覚で、夕方の時間を使っていたのです。

マイクロソフトの本社で働いていた頃、私はある不思議な現象に気づきました。16時を過ぎると、廊下を歩く人の姿が一気に減少します。会議室の予約状況を確認しても、この時間以降に新しい大きな会議が入れられることはほとんどありませんでした。

当初、私は全員が早々に退社してしまったのかと考えていましたが、よく観察すると、彼らは帰宅しているわけではありませんでした。社員たちは、社内のカフェで1人静かに本を読んでいたり、キャンパス内の遊歩道を散歩していたり、あるいは自分のオフィスのドアを閉めて落ち着いた環境で執筆活動に励んでいたりしました。

彼らは決して仕事を止めているわけではなく、午前中とはまったく異なる時間の使い方を実践しています。世界の一流たちは、16時以降をそれまでとは性質の異なる「別の時間」として定義し、意図的に設計していたのです。

16時から自分だけの“作戦会議”

マイクロソフトで働いていたとき、印象的だった光景があります。複数のシニアリーダーが、毎日16時きっかりに自分のオフィスのドアを閉めていました。ドアの貼り紙には「Quiet Hour(静かな時間)」と書かれており、部下も同僚も、その間は彼らを邪魔してはいけないことを理解していました。

時間にして15分ぐらいのことですが、リーダーたちはこの15分間のうちに今日起きたことを整理し、明日の一番大きな仕事を1つ決めてから帰宅していることがわかりました。

彼らは、誰にも邪魔されない「考える時間」をカレンダーに固定して守っていました。この事実が、世界的テック企業の意思決定の質を支えていたのです。

この仕組みに刺激を受けた私は、自身のカレンダーにも、16時以降に15分間の「考える時間」を組み込みました。最初の数週間は会議の予定に上書きされそうになりましたが、徐々に同僚たちもこの習慣を理解してくれるようになりました。

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