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ライフ #自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング

「あの人の臭いが耐えられないので注意して…」 若手の"痛烈な意見"に上司はどう対応するべき? スメハラ対策の正解とは

5分で読める
スメハラ
臭いの問題は、本人の努力だけでは解決しないことがあります(写真:TAK.u/PIXTA)
  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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蒸し暑さがまとわりつく7月の午後。会議室の席に座ろうとした途端、若手のCさんがふと立ち止まり、眉をひそめた。別の席へ逃げるように移動する。その視線の先には、真面目で仕事熱心なAさん。だが、周囲はAさんの強い臭いに耐えられず、そっと距離を置くようになっていた。

上司のBさんも状況を把握している。会議中、集中力が途切れ、社員が微妙に顔をしかめる瞬間を何度も見てきた。しかし、Aさんは誰よりも誠実で、繊細な性格だ。指摘すれば深く傷つけてしまうかもしれない。かといって放置すれば、チームの空気は確実に悪くなる。

「言うべきか、言わないべきか」「どう伝えたらよいのか」――。

Bさんは毎朝、Aさんが席に着くたびに胸が重くなる。「言いたいのに言えない」この沈黙が、職場の空気をじわじわと蝕んでいくのだった。

臭いは指摘しづらいが…

暑さが厳しくなる時期には、社内で「臭い」に関する相談が増えてきます。

ただ、臭いの問題はとてもデリケートで、本人は気づきにくく、周囲は指摘しづらいものです。だからこそ、上司がどう扱うかによって、職場の空気が大きく変わります。

そして、スメルハラスメントは単なるマナーの問題ではありません。

企業には「職場環境配慮義務」があり、社員が快適に働ける環境を整える責任があります。臭いの問題は、この義務の一部として扱うべきテーマです。

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