有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #となりのギフテッド

「大事なのはスルースキルと理解してくれる人」…大人になってから「ギフテッド」とわかった33歳が子どもたちに伝えたいこと

6分で読める
実は身近にいるギフテッド。彼らはどんな生活を送っているのか(写真:編集部作成)

INDEX

近年にわかに認知度を上げている「ギフテッド」という言葉。知能指数(IQ)の値が注目されがちだが、知性だけではなく「高い共感的理解、正義感」「興味関心や知的好奇心の強さ」「内面の豊かさ」といった特徴があるとされる。
しかし、多くのギフテッド当事者はわかりやすい「天才」でも「成功者」でもない。あなたの近くにもきっと存在し、「普通」の暮らしをしている人々だ。本連載では「大人になったギフテッド」に取材し、その実像に迫る。
初回のギフテッド当事者は、高IQ団体に所属するやおとさん(33歳・家庭教師)。自身を「普通の人」と表現するやおとさんはどんな風に生き、何を考えて過ごしてきたのか。インタビューを通して、その人生を追いかけてみた(前編はこちら)。

心の不調、そしてわかった高知能

高IQ団体「JAPAN MENSA」に所属するやおとさん。前編では、そんな彼の「活発で素直」な子どもだったという小学生時代、平和な中学生時代、「カンニング疑惑」で大人への不信感を抱いた高校時代についてお届けした。

公認会計士を目指すため、早稲田大学大学院会計研究科(会計大学院)に進学したやおとさん。会計士試験の勉強に取り組もうとするも、なかなかうまくいかなかったという。彼を苦しめたのは「うつ病」だった。

「起きてから体が重くて、ふわふわした感じで」

自然体で語るやおとさんだが、うつ症状を抱えながらの生活は困難を極めた。思うように動けず、薬もなかなか効かない日々。ひどいときは、一日中寝て過ごしていることもあったという。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数