平屋の懸念点として挙げられることが多い収納不足も、「見せるインテリアの一部」とすることで対応した。
なかでも寝室と洗面台の間に位置するウォークスルークローゼットは夫妻こだわりのポイントだ。
ウォークスルークローゼット、オープン棚、倉庫で収納不足を解消
「洗濯して、乾燥させて、そのまま収納する。この一連の流れを最短にするために、通り抜けできるクローゼットを寝室と洗面台の間につくりました。平屋はどうしても収納が限られるので、あえて『見せる収納』を意識したんです」
ほかにも、玄関入ってすぐの場所は、靴だけでなく、外に着ていったアウターやペットのグッズ類などの置き場としても機能。パントリーの入口を美しいアーチ状にしたり、洗面所の下をオープンにしたりすることで、圧迫感を抑えつつ、インテリアの一部にするなど収納を楽しんでいる。
「しまい込みすぎず、洋服屋さんのようにディスプレーすることを意識しています。そうすることで、何がどこにあるかひと目でわかりますし、常にキレイにしておこうという意識も働きますから」(妻)
さらに、室内スペースを有効活用するための“裏ワザ”として、庭に倉庫を設置した。ここには主にテントなどのアウトドア用品を収納。室内に持ち込むことなく、車から直接荷物を出し入れできるため、車と倉庫の間の動線も非常にスムーズだ。
ちなみに倉庫は、床面積の合計が10平米以下、防火地域または準防火地域ではないことなどの諸条件がそろっていれば、建築確認申請が不要だ。

