有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

トヨタ「ライズ」が実は「ヤリス クロス」を超えて《隠れたナンバーワン》である意外な理由

8分で読める
実は「ヤリス クロス」より売れている「ライズ」(写真:トヨタ自動車)
実は「ヤリス クロス」より売れている「ライズ」(写真:トヨタ自動車)

INDEX

2026年上半期(1〜6月)における軽自動車を除いた登録台数ランキングの順位は、1位:トヨタ「ヤリス」、2位:トヨタ「シエンタ」、3位:トヨタ「カローラ」、4位:トヨタ「ライズ」と続く。

この内、ヤリスとカローラは、ハッチバックやSUVなど複数のボディを合計したシリーズ全体の台数だ。ユーザーニーズに沿ってボディタイプ別に算出すると、シエンタが1位でライズが2位になる。

ライズはトヨタ車だが、企画・開発・製造は、トヨタの完全子会社であるダイハツが受け持つOEM(相手先ブランド製造)車だ。

ライズ Z(写真:トヨタ自動車)

ライズの2026年上半期(1〜6月)における1カ月平均登録台数は、約1万300台。トヨタが企画・開発・製造するコンパクトSUVのヤリス クロスは、ハッチバックのヤリスを除いて算出すると、同時期の1カ月平均が約6400台だ。

つまり、ライズの売れ行きは、ヤリス クロスの1.6倍に達する。またカローラ クロスは、同時期の1カ月平均が約5200台だから、ライズの売れ行きはカローラ クロスの約2倍だ。

ヤリス クロス HYBRID Z(写真:トヨタ自動車)

OEM車がここまで好調に売れるのは珍しい。販売台数が多いその他のOEM車は、ライズと同じダイハツ製のトヨタ「ルーミー」くらいだ。なぜライズは、OEM車なのに“本家”であるトヨタ製コンパクトSUVのヤリス クロスやカローラ クロスを超える売れ行きなのか。

まずユーザーは、トヨタ製車両とダイハツ製OEM車の違いをどのように捉えているのか、販売店に尋ねた。

OEM車でも売れるワケ

「お客様は、トヨタ製かダイハツ製OEM車かという違いには、ほとんどこだわらない。ライズやルーミーが、ダイハツ製であることをご存じない方も多いと思う。私たちも、尋ねられなければ、あえてダイハツ製とはいわない。ダイハツ製でも、性能や品質はトヨタ車の水準に達しており、違いはないからだ。どこから見ても、ライズはトヨタ車になっている」

では、ライズがヤリス クロスを超える売れ行きを達成している理由は何か。

【写真を見る】トヨタ「ライズ」が実は「ヤリス クロス」を超えて《隠れたナンバーワン》である意外な理由(39枚)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数