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精神科医が警告「AIに騙されやすい人の特徴」…AI依存が進む、効率とタイパを追い求めた人が陥る「致命的な感情劣化」

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AI 益田裕介先生
AIに"いいように転がされない"ためには何が必要なのか。益田裕介先生に聞きます(写真:瀧澤国敏)
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山本 心に関する相談をAIに丸投げしてしまうのは怖いですね。今はまだ過渡期ですが、このまま対策なしに生活の中にAIが入り込んでしまうと、障害まではいかなくとも、パーソナリティ機能が十分発達しないまま育っていく人が増え、AIに騙されたり、依存したりする危険性も高まるのではないでしょうか? メディアリテラシー教育と同じように、AIリテラシー教育があればいいんですかね。

益田 そうですね、教育はとても大切です。まずは、そもそも「AI依存とはどういうものか?」をたくさんの人に知ってもらわなければなりません。だけど現実は、ギャンブル依存とかアルコール依存とか、みんな頭ではダメだと分かっているのになってしまう。難しいですよね。

騙されやすい人も増えてしまうかもしれません。AIを使って、賢い人たちに物を売るよりも、疑わない人たちを相手にしたほうが戦略的にもいいと考える人たちもいるから、すでにそうなってしまっている面もあります。

AIに「いいように転がされない」ための感情教育

山本 ただ今後、社会の中でAIが普及することは止められません。そんな中で、どう人の幸せをつくっていけばいいのでしょうか?

益田 実は精神科って、幸せになることをゴールとしていないんですよ。幸福って、人によって違うもので、定義もできませんから。その代わり、私たちは不安やトラウマに振り回されなくなることを目指しています。

そう考えていくと、結局のところAIもあくまで誰かがつくった商品の一つにすぎなくて。その商品に支配されない、思想に洗脳されない、操作されないことが大事です。家族や職場のチーム力や教育など、全体的に対処していかなければいけません。

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