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悪口とはヘーゲルが提唱した「アンチテーゼ」である
「人の悪口を言うのは良くない」というような道徳観は、これを機に捨ててしまおう。人にも、企業にも、国にも、思うぞんぶん悪口を言い続けてほしい。
悪口を言うためには、人の良いところよりも悪いところにアンテナを向ける必要がある。すると、観察力と洞察力が上がっていくのだ。悪口を言うことは、相手を貶めるためではない。むしろ相手の弱点を見つけて、「不都合な事実」から目を逸らさないためのレッスンだと言える。
僕が「悪口」を推奨しているのは、単に性格が悪いからではない(まあ、悪いかもしれないが)。そこには、哲学的な裏付けがある。ドイツの哲学者ヘーゲルが提唱した「弁証法」だ。

