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キャリア・教育

「桃太郎はヒーロー」と思う人は危ない? 登場人物みな異常者…昔話を"減点思考"で読むと見える「ビジネスで勝つ」視点

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ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い
「いい人」のままではいつまで経っても、ビジネスでの成功は望めない(写真:kouta/PIXTA)
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もちろん、心の中で言うのを習慣にするだけでも思考のレッスンになる。ビジネスの現場でも、「相手が嫌がる質問」によって相手の本質を見極め、企業の弱点をあぶり出すことができるかはとても重要だ。

減点思考で読むクレイジー『桃太郎』

いきなり「悪口を言え」と言われても戸惑うかもしれない。そこで、思考のトレーニングとして、昔話『桃太郎』を題材に僕の「減点思考」をシミュレーションしてもらおう。100人中100人が「正義のヒーロー物語」と信じているこの話を、合理性のメスで切り刻んでいく。

① 川から流れてきた桃を拾う

「正体不明の物体を拾って食うのか?」と。衛生観念が致命的に欠如している。いや、もっと深読みすれば、衛生面のリスクを無視してでも拾わなければならないほど、この老夫婦は経済的に困窮していた、つまりクソ貧乏だったという仮説が立つ。

② 桃を割ったら赤ちゃんが出てくる

「なぜ警察に届けない?」然るべき機関に届け出ずに勝手に監禁して育てるのは、現代の法解釈でいえば「未成年者略取」、つまり誘拐犯のリスクをはらんでいる。中から生身の人間が出てきたのなら、喜ぶ前に怪我がないか確認するのが普通だ。安全管理の意識が低すぎる。

③ 犬・猿・キジを仲間にする

「鬼はそんなに弱いのか?」。決戦に挑む戦力が猿や鳥ごときでいいのか。理由は簡単だ。桃太郎は自分より強い猛獣を御する交渉力がなく、安い報酬(きび団子)で動くイエスマンだけを周りに置きたかったのだろう。典型的な「器の小さいリーダー」である。

④ 鬼を倒して宝物を持ち帰る

これは「集団リンチ」および「強盗傷害」である。相手が悪い鬼とはいえ、法的手続きを経ずに暴力を振るい、金品を略奪して自分のものにする行為はただの犯罪だ。当時のガバナンスはどうなっていたのか。

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