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うまくいかない人はショックな出来事に「被害者意識」で反応…感情に振り回されない人が持つ"たった1つの習慣"

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落ち込む男性
ストア派哲学が教えるのは、感情に流されず、自らの思考を見つめ直す技術だ(写真:buritora/PIXTA)

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仕事や人間関係において、ショックな出来事に遭うことは少なくない。ときには「なぜ自分ばかりこんな目に遭うのか」と被害者意識に囚われることもあるかもしれない。
だが、被害者意識に囚われすぎてしまうと、人は冷静な判断ができなくなる。ストア派哲学が教えるのは、感情に流されず、自らの思考を見つめ直す技術だ。
本記事は『ストイック・マインドセット 感情をコントロールし 「今」に集中するための成功法則10』より一部抜粋・再編集してお届けする。

「手に負えない感情」から距離を置いた

子どもは、両親が離婚するなんて思わないものだ。子どもにとって、親というものは、世の中の仕組みをよく知っていて、分別ある行動ができる大人に見える。もちろん、夫婦喧嘩をすることはあるだろう。でも、離婚なんてするわけがない。

でも、私がスピードスケートで頭角を現し始めた1999年前後、両親は別れた。悲しみ、愛情、わかり合えないという感情、痛みが入り混じって、母と父のあいだには複雑な感情の嵐が吹き荒れていた。この頃、私は父とよく衝突した。夫婦の問題で、父が怒り、途方に暮れているのはよくわかった。でも、私には父の怒りが理解できず、つい腹を立ててしまった。父は大人ではないのか?

両親が離婚する前もその後も、私はずっと母の味方だった。家も買ってあげたし、様々な形で彼女を支えようとしてきた。父への怒りは、十分に消化せずに放っておいた。彼とは距離を置いた。状況を深く理解しようとせず、ひたすらスケートに集中しようとした。私の判断は固まっていた。悪いのは父だ。父が悪者だ。だから、一切の接触を断つ。どうせ父と一緒にいても、ネガティブな気持ちになるだけだ。

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