高価なブランド品を楽しむのと同じように、手の届く価格帯のアイテムも自分らしく取り入れる「チープシック」という価値観は、特に女性ユーザーに根強い。
IKEAの青いバッグ「FRAKTA(フラクタ)」や、アメリカのスーパーマーケットTrader Joe‘s(トレーダージョーズ)のトートバッグのように、お手頃価格でありながら“それとわかるデザイン”が、女性の心をつかむケースは少なくない。
ファミマカラーをアクセントとして取り入れたソックスやサコッシュは、コンビニブランドを“あえて”取り入れたい、ユーザーの新しい価値観や遊び心を反映した商品と言えるだろう。
コンビニエンスウェアが「一過性のブーム」で終わる可能性は?
ラインナップが増え、快進撃を続けるコンビニエンスウェアだが、「一過性のブーム」で終わる可能性はないのだろうか?
先述の須貝氏に聞くと、「ブランドの『いい素材、いい技術、いいデザイン』というコンセプトどおり、細部にまでこだわって商品開発をしていることがお客様に伝わっているのだと思います」と自信を示す。
毎夏、新たなヒット商品を送り出しながら支持を広げてきたコンビニエンスウェア。その勢いはこの夏も続くのか。女性客を取り込みながら成長を続けるブランドの“次の一手”に期待が集まる。
(後編へ続きます)

