10分の昼寝は、目が覚めた直後から眠気の低下や集中力の向上が見られ、その効果が2時間半ほど続くことがわかったのだという。
もちろん20分や30分の昼寝でも、あとからパフォーマンスは向上する。しかし起きてすぐの数十分は、むしろ頭が重く感じられる時間帯があったのだそうだ。
コーヒーナップという合わせ技
また、“さらに一歩進んだ方法”として紹介されているのが「コーヒーナップ」だ。カフェイン入りの飲み物を1杯飲んでから、15〜20分程度の昼寝をする方法である。昼寝の前のカフェインは逆効果であるような気もするのだが……。
とはいえもちろん、昼寝がいつもよい方向に作用するとは限らない。30分以上長く寝てしまうと、深い睡眠から無理に起きることになり、しばらく頭が回らない時間が延びてしまうのだ。夕方遅い時間帯の昼寝は、その夜の入眠を妨げる可能性もあるだろう。
また、カフェインに敏感な人が夕方以降にコーヒーナップを行った場合にも、夜の睡眠に悪影響が出ることがある。つまりは自分の体質を考えて、試す時間や量を調整する必要があるということだ。
いずれにしても、午前中に勉強したり研修を受けたりした日は、昼食後に10〜20分程度の昼寝をするといいかもしれない。それだけで午後のパフォーマンスを立てなおすことができ、その日に学習したことがかなり残りやすくなるからだ。
昼寝は「サボり」ではなく、脳が記憶を整理するための“作業時間”なのである。

