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「なるほど」「そうなんですね」 商談相手も苦笑…40代課長が悩む部下の"微妙に失礼な口癖"の正体 なぜイラっとする?

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頭を悩ませる上司
「なるほど」「そうなんですね」「すごい」は、なぜビジネスの場でマイナスになるのか(写真:metamorworks/PIXTA)
  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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冒頭の部下に、この営業課長は商談帰りの喫茶店で話した。

「今日の商談で『なるほどです』を何回言ったか、覚えてる?」

彼は首をかしげた。「えっ、そんなに言いましたっけ?」という表情だったそうだ。

本人は無意識だ。だから、意識できない。まずは意識させることが最初の一歩だ。

「お客様が苦笑いしていた場面があったよ。気づいてた?」

そう伝えると、彼の顔色が変わった。「全然気づかなかったです」と小さな声で言った。

言葉の癖は、思っている以上に根が深い。一度意識して直そうとしても、商談のことで頭がいっぱいになると、すぐ元に戻る。繰り返し、根気よく伝えていくしかない。

そして改善できたときは、必ず声に出して伝えよう。

「今日の商談、言葉の使い方がずいぶん変わってたね。よかったよ」

この一言が、部下の口ぐせを変えるのだ。

「微妙な口ぐせ」を指摘しよう

言葉の選び方一つで、相手の受け取り方は大きく変わる。内容がどれだけ正確でも、言葉の選び方が悪ければ相手の心には届かない。

特に「なるほど」「そうなんですね」に共通しているのは、話し手が気づかないうちに「上から目線」になってしまうことだ。

ビジネスの場では、お客様や上司に対して上から目線に立ってはいけない。「教わる側」「受け取る側」の姿勢を、言葉できちんと示したほうがいい。

「なるほど」を「承知いたしました」に変えるだけで、相手の印象は変わる。「すごい」を「非常に」に変えるだけで、言葉が引き締まる。たったそれだけのことが、積み重なって信頼になるのだ。

部下の”微妙な口ぐせ”に気づいた上司は、面倒くさがらずに指摘してほしい。それもまた、大事な「部下育成」の一つなのだから。

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