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じわり広がる「ゆる受験」「タイパ受験」、過酷のイメージ覆るネオ中受の実情とは? "子どもの好きや得意"で狙える11校

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両親をタブレットを見る女子児童
中学受験は「国算理社」4教科全部こなさずとも、得意なことで勝負できる時代に(写真:Ushico / PIXTA)
  • 佐野 倫子 教育ジャーナリスト・作家

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かつて中学受験といえば、「小3・4から大手塾に通い、小6では週4〜5日、4教科をまんべんなくひたすら鍛え、偏差値で競うもの」でした。とくに現在中学受験をする子どもの保護者の中には、ご自身の経験からそのイメージが強い方も多いでしょう。

しかし今、その常識は大きく変わり始めています。「ゆる受験」「マイペース受験」がじわじわと広がっているのです。実際にどういうものか見ていきましょう。

※学校の入試情報は、2026年6月中旬時点のものです。変更の可能性もあるため、各学校のHPなどで最新情報をご覧ください

「4科受験ゴリゴリ」だけが中学受験ではなくなった

「わが子は小学生時点で大量の課題をこなして学ぶことに向いていない」
「好きな習い事を続け、バランスのよい時間配分で受験したい」
「英語が好きで小さい頃から少しずつ勉強していて、できればそれを活かしたい」
「共働きで、みっちりと親が伴走をすることが難しい」

理由はたくさんあれど、なかなかにハードな中学受験に取り組むことに躊躇している家庭もたくさんあります。そんな家庭に朗報があります。近年、さまざまな入試形態を導入し、その門戸を開いた学校が増加。保護者の立場からすれば、負担を減らせる可能性が高い、「ゆる受験」が広がっているのです。

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「ゆる受験」と聞くと、「本気ではない受験」「楽をする受験」と受け取る人もいるかもしれません。しかし、そんなに「ウマい話」はありません。ただ、戦略次第で入試のための勉強時間を大きく削減する、あるいは各自の適性を生かして負担を減らすことは可能です。

学校側が、「どんな力を持つ子どもに来てほしいのか」を問い直し、入試そのものを多様化させている。その結果として、家庭の頑張り方も多様になっているのです。

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