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なぜ"普通の服"なのに賛否あるのか…「休日イオンモールおじさん」ファッションが違和感を生んでしまう根本原因

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イオンモールにいそう?(画像:編集部)
  • 森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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「地方の田舎のイオンモールでよく見かけるこういう格好の人、本当に嫌い」という文言とともに投稿されたAI生成画像が、SNSで話題になっています。発端となった投稿には、ブルーのシャツにベージュのチノパン、ボディーバッグ、スニーカーという、ごく平凡な中年男性の休日スタイルが描かれていました。

この投稿が大きな反発を招いたのは、単に「その服装がダサいかどうか」ではありません。誰にも迷惑をかけていない実用的な服装を、一方的に「嫌い」と断じているように受け取られたことが、火種になりました。

一方で、議論の対象になった服装の要素もあります。ひとつは、古く見えやすい「縦型のボディーバッグ」。もうひとつは、十数年前によく見かけた「無難なカジュアル」です。休日の服装は、動きやすさや価格、手入れのしやすさを優先すると、どうしても無難な選択になりがちです。

ただ、何年も同じ基準で服を選び続けていると、自分では普通のつもりでも、周囲からは少し古く見えてしまうことがあります。そこで今回は、実用性やコスパを捨てずに、大人の休日カジュアルを自然にアップデートする3つの鉄則をお届けします。

縦型のボディーバッグが揶揄される理由

SNSでたびたび話題になってきた縦型デザインのボディーバッグですが、大前提としてすべてのものが否定されているわけではありません。まず、縦型というカタチ。加えて、色や素材の切り替えというディテールの合わせ技によるものです。これらは、ここ数年のカジュアルの常識からズレていますが、もちろん単に流行遅れという理由で、ここまで揶揄されているわけではありません。

最大の理由は、このデザインが2010年代前半に「あまりに普及した」という事情も関係しています。当時これを愛用していた層が、そのまま40代を迎え、このバッグそのものが「アップデートが止まった大人の象徴(アイコン)」として認知されていることが原因です。

SNSで少なくない人が「ああ、なんかわかる」と共感してしまう理由は、この共通認識を持っているからではないでしょうか。さらに、この違和感を決定づけた決め手が、ここ数年の「定番カジュアルの新常識」です。

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