令和の定番スタイルは、色や素材の切り替えを削ぎ落とした「圧倒的なシンプルさ」が重視されます。つまりシンプルがスタンダードとされるなか、この手の縦型ボディーバッグは異常値ということです。では一体、どんなアップデートをすれば、この状況から抜け出せるか。まずは全身をアップデートする3つの鉄則について、具体例を交えつつ、解説します。
令和カジュアルの新常識「3つの鉄則」
結論から言えば、「色数・フォルム・生地感」という3つの基準をアップデートするだけで、この違和感は完全に払拭できます。まず「色数」を絞ること。トレンドを追う必要はなく、大人の定番ルールに立ち返る視点が求められます。具体的には、バッグや靴も含めて、全身の色数を「最大4色」までに抑えてみてください。
話題となっていた画像は、全身6色でした。シャツの水色、チノパンのベージュ、スニーカーの紺と白、そして縦型ボディーバッグの茶色系2色。色数が多いほど装飾的になり、シンプル重視の令和では違和感になるからです。これで散らかった印象は解消されます。
次に「フォルム」と「生地感」です。オーバーサイズのファッションが定着する以前は、清潔感ある着こなしと言えば「ジャストシルエット」が定番でした。ところが現在、適度なゆとりを持たせたリラックスシルエットは一過性のトレンドではなく、「新しい定番」として完全に定着しています。以前ほどスキニーが定番ではなくなり、ユニクロでもリラックス感のあるシルエットが目立つようになったことからも、その変化はうかがえます。
