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マツダを代表するスポーツカー「ロードスター」と「ロータリーエンジン搭載車」のミーティングで知るメーカーの姿勢

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2026年5月に開催されたロードスター軽井沢ミーティング2026の様子(写真:筆者撮影)
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水落さん(右から3人目)とロードスター軽井沢ミーティング実行委員の面々(写真:筆者撮影)

この関係性を育てた立役者として、どうしても触れておかなければならない人物がいる。元マツダ社員で、90年代初頭にマツダが設立したユーザーとの接点を大切にするための拠点「M2」の運営を担当していた水落正典さんだ。

M2はバブル崩壊とともに閉じられたが、ファンとの絆を育てるスピリットは水落さんとともに外部へと受け継がれた。水落さんは軽井沢ミーティングをはじめとするコミュニティを後方から支援し続け、育ててきた。

その結果として今、マツダの現役エンジニアやOBたちがここへ来ることを望み、ここでしか語らない本音を話す場が生まれている。ちなみに、現在水落さんは、財団を設立することで、こうした活動を継続的に支援する体制を整えつつあるという。

なぜ、マツダは外部イベントを大切にするのか

榛名ロータリーミーティング2026の会場内(写真:筆者撮影)

余談かもしれないが、もしあの時、水落さんが外部として引き継がず、マツダがM2のコミュニティ機能を社内で続けていたなら、このような本音で語れる場にはなっていなかっただろう。メーカー主催のファンイベントは、どうしてもクルマを作って売る側のお祭りとなる。「いいもの作っています」「今後もよろしく」という構図だ。それとは全く異なる対等の関係性が、外部となった水落さんが支え続けてきたからこの場は生まれ、保たれている。

ただし、それはファンおよびかつての自社製品に対し、地道に、真摯に、リスペクトを持って接してきたマツダの企業姿勢もあったからとも言える。長年ファンへ向けて繰り返してきたその姿勢があったからこそ、ユーザーたちはメーカーを仲間として迎え入れ、本音で語れる場への参加を許している。技術力だけでなく、人と人との関係性の積み重ねが、他のメーカーにはなかなかまねのできない、ある意味やや泥臭い(あるいはオイル臭い?)独自の生態系が生まれ、続いているのだ。

【写真を見る】マツダを代表するスポーツカー「ロードスター」と「ロータリーエンジン搭載車」のミーティングで知るメーカーの姿勢(99枚)

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