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圏央道「高速道路なのに道の駅」がある理由とは? SA/PAを補完する道の駅の新しいあり方

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圏央道では比較的充実している菖蒲PA(内回り・外回り集約)(筆者撮影)
圏央道では比較的充実している菖蒲PA(内回り・外回り集約)(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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また、近年はSA/PAの充実が利用者の滞在時間の増加につながり、トイレの利用や大型車の休憩や時間調整など、本来の休憩施設の役割が十分果たせなくなってきている面もある。

道の駅はこうしたマイナス面を「補完」する役割を果たす意味でも重要だ。ただし、道の駅には弱点もある。営業時間が限られていることである。

べに花の郷おけがわは、全体の営業時間が午後5時までで、レストランはさらに早く午後3時半がラストオーダー。道の駅常総も物販、レストランともやはり5時までで、食事のラストオーダーは4時である。SA/PAの感覚で夕飯を食べようと訪れてもすでに閉まっていることは留意しておく必要がある。

圏央道では、この2駅のほかに「五霞IC」からアクセスできる「道の駅ごか」および「木更津東IC」近くの「道の駅 木更津うまくたの里」も、高速道路からの一時退出の社会実験の対象となっている。

ますます役割が増す道の駅

全国では同様の社会実験対象の道の駅が、圏央道の4カ所も含めて29カ所ある。以下は、圏央道以外の25カ所の一覧である。

地域の情報発信基地として、防災拠点として、さらには雇用の場としても道の駅の役割は増しているし、ドライブ好きの人たちの間では「道の駅ファン」も多い。

同じ北関東には、以前から全国トップクラスの人気を誇る「道の駅 川場田園プラザ」(群馬県川場村)に加えて、2022年に開業した「道の駅 まえばし赤城」(群馬県前橋市 2025年度道の駅総合大賞全国総合部門1位)があり、それ自体がもはや巨大なテーマパークのようだ。こちらは物販も飲食も夜まで開いているほか、入浴施設やバナナ農園まである。

SA/PAの進化を享受しつつ、道の駅の進化についても目を配っておくことが、ドライブ旅行の楽しみを増やしてくれそうな昨今である。

【写真を見る】圏央道「高速道路なのに道の駅」がある理由とは? SA/PAを補完する道の駅の新しいあり方(6枚)

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