東洋経済オンラインとは
ライフ

「東京に家が建つお金をつぎ込んだ」…ビートルズに人生を捧げた75歳《"推し活"に62年》の果てに起きたこと

11分で読める
ビートルズ文化博物館の外観
“究極の推し活”の生き様にふれるべく、「ビートルズ文化博物館」を訪れた(写真:筆者撮影)
2/5 PAGES

兵庫県の赤穂市、城下町の風情が漂う古い町並みの一角に、古民家を再生したド派手な博物館がある。

ビートルズの4人とともに「ビートルズ文化博物館」と書かれたレインボーカラーの看板がポップだ。

ビートルズ文化博物館の外観。コレクションの日焼けを防ぐため東向き。以前はユニオンジャックの旗が2階から吊り下げられていたそうだ(写真:筆者撮影)

引き戸を開けると、窓口兼作業机に座る、ブルーの花柄シャツにカジュアルなジャケットを羽織った岡本さんが笑って出迎えてくれた。

ビートルズ文化博物館「サロン・ド・グラスオニオン」館長であり、ビートルズエヴァンジェリストの岡本備さん。ビートルズのメッセージ「愛と自由と平和」を伝え続けている(写真:筆者撮影)

100回以上通う常連客も!

見渡すと広さは15畳ほど。こぢんまりとした館内には、ズンズンズンとベースの重厚な低音が響き渡っている。入り口の床面ではさっそく4人が笑って出迎えてくれ、踏まないようにそろそろと移動する。

床にビートルズを貼ってしまうなんて、なんと斬新な発想なのか。靴で踏む人はいないに違いない(写真:筆者撮影)

左手のガラスショーケース内や壁面には、レコードや缶バッジ、ポスターといったビートルズグッズがびっしりと飾られている。右手には関連書籍が並ぶ棚があり、モニターには岡本さん自作の映像が映し出されていた。画面にはビートルズの英詞と日本語訳、岡本さんのコメントが同時に表示されている。

「何度も聴いてる曲を耳にしながら、『あ!この歌詞、こういう意味だったんだ』って知ってもらいたいんですよね。意外にね、喜んでもらえるんですよ」

ショーケースに貼っているポスターは岡本さんの自作。一度に6枚掲示し、10年間で25回入れ替えた(写真:筆者撮影)
本棚コーナーにはビートルズ関連本が100冊ほど。グッズと合わせてコレクションの100分の1だそうだ。すべてに透明カバーをかけているが、来館者は自由に閲覧できる(写真:筆者撮影)
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数