兵庫県の赤穂市、城下町の風情が漂う古い町並みの一角に、古民家を再生したド派手な博物館がある。
ビートルズの4人とともに「ビートルズ文化博物館」と書かれたレインボーカラーの看板がポップだ。
引き戸を開けると、窓口兼作業机に座る、ブルーの花柄シャツにカジュアルなジャケットを羽織った岡本さんが笑って出迎えてくれた。
100回以上通う常連客も!
見渡すと広さは15畳ほど。こぢんまりとした館内には、ズンズンズンとベースの重厚な低音が響き渡っている。入り口の床面ではさっそく4人が笑って出迎えてくれ、踏まないようにそろそろと移動する。
左手のガラスショーケース内や壁面には、レコードや缶バッジ、ポスターといったビートルズグッズがびっしりと飾られている。右手には関連書籍が並ぶ棚があり、モニターには岡本さん自作の映像が映し出されていた。画面にはビートルズの英詞と日本語訳、岡本さんのコメントが同時に表示されている。
「何度も聴いてる曲を耳にしながら、『あ!この歌詞、こういう意味だったんだ』って知ってもらいたいんですよね。意外にね、喜んでもらえるんですよ」

