6月11日に開幕する2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会で、優勝という大目標を掲げている日本代表。南野拓実(モナコ)、三笘薫(ブライトン)という攻撃のキーマン2人を欠いたことで不安要素も高まったが、5月31日の壮行試合・アイスランド戦は小川航基(NECナイメヘン)の一撃によって1−0で勝利。いい形で日本を出発し、2日から事前合宿地のメキシコ・モンテレイへ移動した。
同国第3の都市・モンテレイは、6月20日のグループステージ第2戦・チュニジア戦の会場地でもある。高温多湿の気候に慣れる必要があるということで、森保一監督らコーチングスタッフはここで事前キャンプを張ることを決めた。
練習施設がまさかの30キロ遠隔地に
ところが、実際に現地入りしてみると、当初使う予定だったメキシコ1部・ティグレスの練習施設のピッチ状態が大雨の影響で悪化。日本代表は活動初日の3日の練習を諦め、大学のグラウンドを使うことになった。
とはいえ、そちらも天然芝がきれいに整備されているわけではなかった。選手からも「ピッチがよくない」という声が聞かれた。代表スタッフ陣も「このままではケガのリスクがある」と判断。4~5日は市内から約30キロ南下したところにあるメキシコ1部・CFモンテレイの練習施設を使うことになり、往復2時間の移動を強いられた。
「モンテレイ合宿を行うにあたって、数えきれないほど現地を訪れ、関係施設を徹底的に調査し、万全の態勢で代表チームを迎えられるように準備したのですが……」と日本サッカー協会(JFA)関係者も困惑の様子をのぞかせていた。
彼らは彼らでグラウンドや移動手段の手配をしなければいけないから、寝る間もなく働いている様子。そんな裏方スタッフの苦労は計り知れない。
