ミスに潜む「取りこぼし(逸失利益)」とは?
会社の利益を増やすための第一歩は「ムダを省くこと」です。では、そのムダのなかで、一番高くつくものは何でしょうか。
交際費? 広告費? それとも、残業代?
実は、もっと身近にあります。それは「ミス」です。
ここでいうミスとは、「確認すれば防げたのに、不注意で起こしてしまったこと」を指します。挑戦の途中でうまくいかない「失敗」とは、はっきり区別する必要があります。
失敗は、次につながる「投資」です。一方、ミスは、何も生まない「浪費」です。両者は似ているようでも、意味はまったく違います。
失敗は経験として積み上がりますが、ミスは放置すれば、何度も会社の利益を削り続けます。だからこそ、ミスは会社にとってもっとも高くつくムダになります。
1人の小さなミスでも、積み重なれば会社に大きな損失をもたらします。たとえば、書類の数字を一桁間違える。伝達ミスで納期が1日ズレる……どれも「すぐ直せば、大したことがない」ように見えますが、その裏では「時間」と「利益」、そして「信頼」が気づかない間に失われていきます。

