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「制作費を筆者、出版社で負担」しあう画期的なシステムだ…異色の出版社つくった「12歳差・年下が社長」バディの"想い"

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ハレル舎
ハレル舎の代表取締役 デザイナー・春山はるなさん(左)と取締役 編集・平田美保さん(右)(写真:筆者撮影)

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創業2年、社員2名。そんな小さな出版社の本が、2025年、大手出版社がひしめく候補のなかから、全国学校図書館協議会の「夏休みの本」に選ばれた。東京・国立市に拠点を構えるハレル舎だ。

そこには従来の「商業出版」や「自費出版」の枠組みを超えた、「共創出版」という出版形式があった。「1人でもいいから、読者の心に届く本をつくりたい」というハレル舎の春山はるなさんと、平田美保さんに本づくりにかける想いを聞いた。

「夏休みの本(緑陰図書)」に異例の選出

2025年、全国学校図書館協議会が選ぶ「夏休みの本(緑陰図書)」に選出された『縄文の子』(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「制作費を筆者、出版社で負担」しあう画期的なシステムだ…異色の出版社つくった「12歳差・年下が社長」バディの"想い"(4枚)

全国学校図書館協議会の「夏休みの本(緑陰図書)」に選出された『縄文の子』は、縄文時代を舞台にした、兄弟の絆を描いた物語。作者・関口みどりさんは10年前にこの作品を書き上げ、どんな本にするかずっと構想を練っていたという。ハレル舎と出会ったことで、ようやく形になった。

制作過程では、内容はもちろん装丁や挿絵の見せ方についても、一緒に考え抜いた。挿絵はすべて木炭を使った手描きの絵。まるで縄文時代を生き抜く主人公を温かく照らしているかのようだ。

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