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【最新調査】「偏食」「コミュ苦手」「視力低下」「ネット依存」・・・《子どものからだのおかしさ》3つの神経系機能の危機とは?

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子どもイメージ
教職員らが感じている「子どものからだのおかしさ」とは?(写真:bino/PIXTA)
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一方、1969年では一人も見られなかった、子どもらしい“興奮”が抑えられている「抑制型」も全年齢で約1割程度確認されている。鹿野氏は、「2017~18年の別の実態調査では、抑制型の子どもは、スクリーンタイムが長く、就床時刻が遅く、身体活動量が少ない傾向が見られました。夜遅くまでSNSやゲームを続ける生活が、前頭葉の発達に影響している可能性があります」と警鐘を鳴らす。

鹿野晶子(しかの・あきこ)/日本体育大学教授、『子どものからだと心白書』編集委員長。日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程修了。学校保健学、発育発達学を専門として、子どものからだと心に関する調査に従事する。著書に、『子どものからだと心白書』(ブックハウス・エイチディ)、『花ひらけ子ども時代』(かもがわ出版)など(写真:本人提供)

野井氏は「抑制型は『おとなしいよい子』に見えます。よい子が問題行動を起こすケースがありますが、それと前頭葉の発達は無関係ではないでしょう」と話す。

野井氏は、「『落ち着きがない』あるいは『よい子を演じる』子の増加、睡眠リズムの乱れ、交感神経の過緊張といった近年継続して見られる特徴は、被虐待児に見られる身体症状と酷似しています」と指摘する。これは、現代の日本の子どもたちが、虐待を受けた子どもと同等レベルのストレスやプレッシャーにさらされている可能性を示唆するという。

「そのプレッシャーを他者に向ければ『いじめ』になり、そこから逃れようとすれば『不登校』になり、対抗すれば『暴力行為』になります。そしてプレッシャーを感じる自分を壊したくなれば、『自殺』へと向かってしまうのです。オーバードーズ(薬の過剰摂取)やエナジードリンク依存の背景にも、同じ問題があると考えています」(野井氏)

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