東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

【最新調査】「偏食」「コミュ苦手」「視力低下」「ネット依存」・・・《子どものからだのおかしさ》3つの神経系機能の危機とは?

10分で読める
子どもイメージ
教職員らが感じている「子どものからだのおかしさ」とは?(写真:bino/PIXTA)

INDEX

日本の子どもたちのからだに、今、何が起きているのか。保育施設や学校現場の教職員らに「実感」を尋ね、その異変を長期的に追い続けているのが「子どものからだの調査」だ。2025年の最新調査の結果から見えてきた課題やその解決策について、日本体育大学教授の野井真吾氏と鹿野晶子氏に聞いた。

1978年より定点観測を続ける「実感調査」

1978年、NHKと日本体育大学体育研究所(現:子どものからだ研究所)による共同調査として始まった「子どものからだの調査」は、NGO団体「子どものからだと心・連絡会議」のメンバーが主体となり、ほぼ5年ごとに実施されてきた。11回目となる2025年の最新調査では、全国の保育所・幼稚園・小・中・高校5843施設に質問紙を送付し、1172施設から回答を得た。

学校教育に関する新着記事の情報などをメールマガジンでお届けします。登録はこちらから

この調査は、体力テストの数値ではなく、教職員らが日常で感じる、病気や障害ではないが健康とも言えない「からだのおかしさ」に着目しているのが特徴だ。最新調査では「授業(保育)中、じっとしていない」「アレルギー」など、保育所・幼稚園では69項目、小・中・高校では80項目の調査が行われた。

野井氏は「現場の実感の収集・分析は、子どもの『声にならない声』を聴き、見過ごされがちなSOSに気づくきっかけになります」と、実感調査の意義を強調する。

今回の調査では、コロナ禍を経て、生活環境の変化にさらされた子どもたちのからだに起きている異変が浮き彫りになった。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象