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【最新調査】「偏食」「コミュ苦手」「視力低下」「ネット依存」・・・《子どものからだのおかしさ》3つの神経系機能の危機とは?

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子どもイメージ
教職員らが感じている「子どものからだのおかしさ」とは?(写真:bino/PIXTA)
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20年の前回調査と比較してとくに目立ったのは、「偏食」と「コミュニケーションが苦手」という項目だ。今回の調査で新たに追加された項目だが、「最近増えている」として上位に入った。

保育所、幼稚園、小学校でワースト10に入った「偏食」について、野井氏はコロナ禍での黙食の影響を指摘する。

「かつては友達がおいしそうに食べている姿を見て『自分も食べてみよう』と思う、『教室マジック』と呼ばれる現象が起きていましたが、黙食でその相互作用が失われた可能性があります。また、保育所と幼稚園でランクインしている『自閉傾向』は、実は小学校でも11位に入っており、自閉傾向の子どもは感覚過敏や食べ物へのこだわりを持つことも多く、偏食との関連も考えられます」(野井氏)

「コミュニケーションが苦手」「AD/HD傾向」も

また、「コミュニケーションが苦手」という項目も、幼・小・中・高でワースト10入りした。自由記述欄には、保育所では「大声で相手を威嚇したり大泣きする姿が増えている」、幼稚園では「目が一瞬しか合わずすぐにキョロキョロしてしまう」、小学校では「子ども同士で折り合いをつけることが苦手」、中学校では「何事も教師や親に確認を求める」、高校では「気持ちを言葉で表せないことが多く、SNSでは逆に気持ちが大きくなる」といった記述が並んだ。

野井真吾(のい・しんご)/日本体育大学教授、子どものからだ研究所長、「子どものからだと心・連絡会議」議長。教育生理学、学校保健学、発育発達学、体育学を専門として、子どもの“からだ”にこだわった研究活動を行う。『からだの元気大作戦』(芽ばえ社)、『子どもの“からだと心”クライシス』『デジタル社会と子どもたち』(かもがわ出版)、『子どもたち5000人に聞いた!学校で大切なこと』(大修館書店)など著書多数(写真:本人提供)

その背景について野井氏は、「コロナ禍では三密回避やソーシャルディスタンスが重視され、子ども同士のコミュニケーションが極端に抑制されました。他者との距離感や折り合いのつけ方といったコミュニケーション能力は教科書では学べません」と語る。

また、「AD/HD(注意欠如・多動症)傾向」もすべての学校段階でワースト10に入った。野井氏は次のように見解を示す。

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