定食が運ばれてくると、まず目を引く6つの小鉢。ごはんが進みそうな華やかな定食に、思わずテンションが上がる。ごはんとみそ汁付きで1480円と、大戸屋の数ある定食の中でも決して安くはない価格だが、「作るのが大変そう」という、Xの投稿は非常に理解できる。
筆者が訪れた店舗は、店員の多くが外国人だったが、接客は非常に丁寧。厨房でキレているのではないかという投稿もあったが、まったくその様子はみられなかった(厨房は見えないのでわからないが)。
メインとなるのは、牛肉じゃが。1つだけ大きめの器で提供される。牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、いんげんが入っていて具だくさん。やさしくクセのない味わいで、さすがのクオリティだ。ほろっと食感の牛肉とやわらかく煮込まれた野菜に癒やされる。
さっぱりと食べられる揚げ物は満足感の高い一品
牛肉じゃがの次に存在感を放っていたのが、ほっけ竜田のおろし和え 柚香だれ。サクサクのほっけ竜田に大根おろしと柚香だれがよく合い、揚げ物でありながらさっぱりと食べられる。ほっけだけでなく、とろっとした食感のなすも入っており、満足感の高い小鉢だ。
白菜の浅漬けはシンプルな一品。塩昆布と大葉が加えられているため、ほどよい塩味の中に爽やかさも感じられ、箸休めにちょうどいい。
やみつき玉子は、ネギと胡麻がトッピングされており、ほんのりとした辛みを感じる風味。玉子は半熟ではなくしっかりと火が通っているため、こちらを食べたとき、おそらく小鉢のほとんどは作り置きなんだろうなと感じた。半熟の場合、悪くなりやすいからだ。もっとも、この品数なので、店内調理にこだわっている大戸屋とはいえ、仕方のない話だろう。
金平ごぼうも安定のおいしさ。シャキシャキとした食感と、かむほどに広がる甘じょっぱい味付けは、ごはんとの相性も抜群だ。
