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ライフ #還暦バックパッカー教授の世界見聞録

61歳で世界一周してわかった、旅の計画プロセスがビジネスパーソンの「管理力」を鍛える理由

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世界遺産マチュピチュ
世界遺産マチュピチュを個人手配で旅するならしっかりとした計画が必要だ(写真:筆者撮影)
  • 河瀬 誠 立命館大学ビジネススクール教授、MK&Associates代表

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バックパッカー旅というと、計画をせずに世界を放浪する、というイメージがある。私も若かった頃はそうした旅をしたこともあるが、さすがにビジネスパーソンはそんなわけにはいかない。バックパッカー旅にも「計画」が必要だ。

もちろん、必ずしも計画通りに旅ができるわけではない。しかし、計画なしには旅自体が始まらないのだ。

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旅とは「プロジェクト」、すなわち、特定の目的に向けて、期限内に限られたリソースで達成するために計画・実行される一時的な活動だ。つまり旅をすることは「プロジェクト・マネジメントの縮図」とも言える。

日頃の仕事で鍛えたプロジェクト・マネジメント・スキルは、旅でも生かすことができる。逆に旅という非日常のマネジメントから、日常のルーチンワークを超えたプロジェクト・マネジメントを体験&学習することができるだろう。

いわば「旅ができる人とは、仕事ができる人」なのだ。

プロジェクトの計画ステップでは、プロジェクトの目的・目標・期間・予算・成果を定義し、ステークホルダー(利害関係者)の承認を取る必要がある。旅の場合、ステークホルダーとは、職場の上司や同僚、そして家族、なにより配偶者が該当するだろう。

まずは訪問地候補を「仮」にでも決めてみる

旅を計画するにあたり、まずは自分が何をしたいのか、どこに行きたいかを明確にしよう。プロジェクト・マネジメントの最初のステップである「目的」を定めるわけだ。

行きたいところは、「きれいな景色が見られるところ」「リラックスできるところ」「異文化に触れられるところ」などいろいろあるだろう。しかし漠然と思っているだけでは、旅は始まらない。まずは、それが「どこ」なのかを、具体的な地名もしくは国名として考えてみてほしい。具体的な「目的地」を想定することで、初めてものごとが動き出すのだ。

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