学校では「魔の6月」と呼ばれる6月に入りました。11月、2月と並んで、学級が荒れやすい時期として語られることが多いようです。
ただ、私はこの言葉にふりまわされる必要はないと思っています。「魔の6月」と聞くと、まるで6月という月そのものに何か特別な力があって、突然子どもたちが荒れ始めるかのように感じてしまいます。
しかし、実際はそうではありません。子どもたちに何が起こっているのか、そして先生方はどう対処すればいいのか、考えてみましょう。
行事が立て込んで「余裕のなさ」が悪さをする
5月末から6月終わりまで運動会をはじめ、行事が立て込む学校が多い時期です。練習に時間が取られ、いつもの生活リズムが崩れます。子どもたちは疲れ、先生方もまた、準備や指導で余裕がなくなっていきます。
雨の日は練習することができないため、当初の予定通りにいかずに、また予想していた成果が見えずにイライラすることもあるでしょう。
ふだんなら笑って流せることに、お互いがイライラしてしまう。子どもの小さな逸脱が大きく見えてしまう。先生の口調が、いつもより少し強くなってしまう。
そうやって、お互いが余裕をなくし、関係がギクシャクしていってしまいます。これは6月だから起こるのではなく、行事と疲労が重なるから起こることです。
