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連休明け「教室の逆戻り」に絶望する先生に伝えたい3つのこと 「しんどい子ども」を追い詰める悪手とは?

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教室でしんどそうな児童に声をかける先生
「大人がだるいなら、子どもはもっとだるい」GW明けはぼちぼちでいいのです(写真:zon / PIXTA)
  • 樋口 万太郎 中部大学 現代教育学部 現代教育学科 准教授

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ゴールデンウィークが終わりました。先生方、お疲れさまです。4月という怒涛の1カ月を走り抜けて、ようやくたどり着いた連休。少しは休めたでしょうか。

GW明けの教室には、独特の空気が漂います。なんとなくふわふわしている子、声が小さくなっている子、朝から机に突っ伏している子。4月のあのピリッとした空気はどこへやら……。

そんなとき、先生の心の中にこんな声が聞こえてきませんか。「あれだけ指導したのに」「4月にはできていたのに」。その気持ち、わかります。でも、ちょっと立ち止まってほしいのです。GW明けに意識しておきたいことを3つお伝えします。

1.「4月にできていたことができなくなった」と嘆かない

GW明けの教室で、最も多くの先生が感じるのがこれではないでしょうか。

「4月にあれだけ丁寧に指導したのに、元に戻ってしまった」「並び方も話の聞き方も、提出物のルールも全部やり直しだ」。気持ちはわかります。

でも、ここで1つ冷静に考えてほしいことがあります。そもそも、4月に「完成」していたのでしょうか。4月の段階でできていたことは、あくまで「過程」です。

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【子どもは直線的には成長しない】

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