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コンゴ「エボラ出血熱」再拡大…死者134人、WHOが緊急事態宣言 "封じ込めにくいウイルス"の謎【7つのポイント】

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エボラ
コンゴ・北キブ州ゴマで隔離病棟を建てるMSFスタッフ=2026年5月20日(写真:© Maria Elena del Carre/MSF)
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今回の流行はどのような特徴を持ち、現地では何が起きているのか。国境なき医師団(MSF)の見解をもとに、その実態を読み解くとともに、最前線で進めている活動について、7つのポイントから説明する。

ポイント1:今回の流行の特徴は?

今回の流行は、コンゴでこれまでに発生した多くのエボラウイルス病とは異なり、ブンディブギョ・ウイルスによって引き起こされている。

エボラウイルス病は「オルソエボラ・ウイルス属」に属するウイルスの種類であるエボラ・ウイルス、スーダン・ウイルス、ブンディブギョ・ウイルスなどによって引き起こされる感染症だ。

最も一般的で致死性が高いのはエボラ・ウイルスで、ブンディブギョ・ウイルスの致死率は比較的低いとされている。

しかし、ブンディブギョ・ウイルスには承認されたワクチンや治療法がなく、診断する方法にも課題がある(次項「ブンディブギョ・ウイルスとは」参照)。その結果、症例の確定に時間がかかり、接触者の追跡や患者隔離といった感染対策の実施にも遅れが生じている。

流行しているウイルスの種類

ポイント2:ブンディブギョ・ウイルスとは

ブンディブギョ・ウイルスによる流行は、2007〜08年のウガンダ、2012年のコンゴに続き、今回で3回目となる。

この種類のウイルスは、2007年にウガンダ西部ブンディブギョ地区で初めて確認され、当時は131件の症例と42人の死亡が報告された。致死率は約25〜40%と推定され、より一般的なエボラ・ウイルスと比べると低い傾向にある。

一方で、ブンディブギョ・ウイルスに対しては既存のエボラ・ウイルス向けの治療法やワクチンが有効ではなく、承認された対策はない。さらに、診断においても、このウイルスに対応する簡便なPCRキットはなく、 煩雑で高度な技術を要する従来型のPCR検査に頼らざるを得ない。

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【流行が確認された経緯について】

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