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「夏はお金がかかる」は思い込み? 「家計支出」が多くなる"季節"とは ただし、酷暑で増える「暑さ回避支出」にご用心

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PCを見ながらビールを飲む女性
夏の暑さで「減る支出」「増える支出」を探ります(写真:eizan/PIXTA)
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近年は電気・ガス代の補助金もあり、それがない春先の方が多く払っているほどだ。他の月より飲料や麺類が増えるといっても、それが家計費を圧迫するほど大きいとは言えない。

それより注目したいのは、「暑さを避けるために発生する支出」だ。あまりの暑さで買い物に行く回数が減ると先に書いたが、そうなると在宅しながら買い物ができるネットスーパーやネットショッピングの利用が増えるだろう。また、外食に出かける代わりにウーバーイーツでお店のメニューを頼み、自宅で贅沢なディナーを楽しむ人もいるかもしれない。

筆者もネットスーパーを利用したことがあるが、我が家の近所のスーパーは、配達料の関係で一定額以上を頼まないといけない。配達コストを考えると、モヤシ1袋だけ届けてくれという注文には答えられないのだろう。

となると、毎回一定額以上の注文をしなくてはならず、普段よりも少々多めに買うようになる。また、家にいるとおのずとネットの視聴時間も増えるため、そこでつい「ぽち」と買い物してしまう回数も増えそうだ。

また、バカにできないのが「暑さからの緊急避難消費」だ。外出の多いビジネスパーソンは、暑さを避けるためにアポイントの合間にカフェに逃げ込むことが増える。また、いつも以上に自動販売機で飲み物を買うことも増えるだろう。こうした支出は、一回は数百円でも、ほぼ毎日払うとそれなりの額に積み上がる。

また、いつもは歩く距離でも、うだる暑さにタクシーを使いたくなることもあるだろう。帰宅後は日中に浴びた熱を冷まそうと、缶ビールの本数が増える、アイスの消費量が増える。これが毎日だと、使うお金が地味に積み上がりそうだ。

酷暑によって増えそうな「8つの家計費」

これら「暑さが要因で増える家計費」をざっと計算してみるとしよう。

① ネットスーパーで多めに買う アップ分1000円×週3回×4週=月1万2000円
② ウーバーイーツ利用 3000円×4回=月1万2000円
③ ネットショッピング利用 3000円×4週=月1万2000円
④ 暑さ回避のカフェ代 400円×週3回×4週=月4800円
⑤ 自動販売機の飲料 150円×20日=月3000円
⑥ 缶ビール1本増加 180円※×30日=月5400円 ※スーパーでの1ケース(350ml・24缶入り)価格を割り戻した金額
⑦ アイス1本増加 38円※×30日=月1140円 ※スーパーでの一箱(6本入り)を割り戻した金額
⑧ 電気代増加 月2000円  ※家計調査における6月と8月/2025年2人以上の勤労世帯の差額
合計 月5万2340円増
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