“新品川駅”の北側では、JR東日本が開発したオフィスやホテル、商業施設などからなる「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」が2026年3月28日にグランドオープンした。東側に広がるJR品川駅でも北側コンコースを拡幅して改札口を2カ所新設するなどの大規模な駅改良工事が進む。
京急本線は品川駅を挟んだ泉岳寺―新馬場間の連続立体交差事業の進捗に伴って大きく姿を変えつつある。将来的に南隣の北品川駅は高架化され、3つの踏切が除却される。
現在の京急品川駅は2階部分に2面3線のホームがあるが、JR在来線と同じ1階部分に地平化して2面4線とする。引き上げ線も地平化されることになる。
一方の泉岳寺駅はホーム拡幅などの駅改良工事が予定されている。
周辺で同時進行する巨大プロジェクト
京急が2026年5月に発表した設備投資計画によると、同年度は泉岳寺―品川間の「仮南行線」への切り替えや品川駅大屋根の撤去などを進める。
引き上げ線の西側に目を向けると、かつて「ホテルパシフィック東京」として開業し、のちに商業施設「シナガワグース」となった建物の跡地で超高層ビルの建設が進む。京急とトヨタ自動車が2029年度の開業を目指して共同で進めるプロジェクトで、トヨタの「新東京本社」や高級ホテルなどが入る予定だ。
引き上げ線の先の新品川駅はまるで秘境駅のようにひっそりとたたずむが、そこから見える都会の風景は目まぐるしく変化している。
