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賛否両論「ルーチェ」の見どころは何か? 次世代を見据えた超斬新なフェラーリのビジネス

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フェラーリ初の4シーターBEVとして登場(写真:Ferrari)
フェラーリ初の4シーターBEVとして登場(写真:Ferrari)

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斬新なデザインで登場したルーチェ。女性の身体を引き合いに出して、抑揚のついた車体の造型美こそもっとも重要な要素としていたかつてのフェラーリとは、まったく異なるデザイン言語が衝撃的だ。

大きなキャビンなど、パッケージングを重視したプロポーションとシンプルな面づくりは、従来のフェラーリと大きく違う。

ボディサイズは全長5026mm×全幅1999×全高1544mm(写真:Ferrari)

なにしろ、語るべきことが多いのが、ビジネスとしてのルーチェの大きな特徴だ。

フェラーリがルーチェにこめた戦略を見ると、超がつくプレミアムブランドのこれから向かうべき姿が見えてくる。

2025年10月のルーチェ計画発表から半年

「企業のリーダーシップが表れるのは、あえて挑戦し、新技術に立ち向かう勇気を示したときだと私たちは確信しています」

プレスリリースで、上記のベネデット・ヴィーニャCEOの言葉が紹介されている。

フェラーリがルーチェの計画を発表したのは、2025年10月。そこから半年ちょっとでのデビューだ。

半年の間に、クルマを取り巻く環境は、激変してきた。発表時には、主要市場であるアメリカで、販売奨励金制度が廃止されたことを受けて、バッテリー駆動のEV(BEV)の売れ行きが鈍化。

しかし、フェラーリがルーチェの計画を進める間に、アメリカとイランの戦争が勃発。石油危機と呼べる事態になって、ガソリンを使わないBEVが再び脚光を浴びるようになっている。

4つのドアはいわゆる「観音開き」スタイルで開く(写真:Ferrari)

もちろん、フェラーリのビジネスにとって、単に環境対応型製品でイメージアップを図るだけでは不足がある。

ルーチェは、冒頭でも少々触れたとおり、新しい技術のオンパレードなのだ。

目指すところは「唯一無二のドライビングの興奮と、驚異的な性能、ドライビングプレジャー、快適性をそなえた、今日と明日のフェラーリスタのためのモデル」(ヴィーニャCEO)とされる。

次世代の高性能BEVに必須といわれる電動4輪駆動システムをいちはやく採用。4輪の駆動トルクを緻密にコントロールできるので、高い次元での操縦性と加速性がともに得られるのがメリットだ。

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【BEVの走りをフェラーリらしく】

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