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「損をしたくない」「もっと儲けたい」という気持ちが落とし穴 人の心に巧みにつけ込む《投資詐欺》の4つのパターン

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投資では「人の心」が動くときに大きな判断ミスが起きるという(写真:Luce/PIXTA)
  • 新井 和宏 鎌倉投信株式会社 共同創業者(現・eumo代表取締役)

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「儲けたい」という気持ち自体は悪いことではありません。問題は、その気持ちが強くなると、自分にとって都合のいい情報だけを信じやすくなること――。そう語る鎌倉投信株式会社共同創業者(現・eumo代表取締役)の新井和宏氏は、投資の世界で大きな判断ミスが起きるのは、数字よりも「人の心」が動くときだと指摘します。
そこで本稿では、人の心の動きに巧みにつけ込む投資詐欺の4つのパターンについて、新井氏の著書『投資がうまくいく人の当たり前』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

詐欺は「知識不足」より「心理の穴」を狙ってくる

投資は資産を増やすための行為です。ですが、その目的が強く意識されるほど、「早く増やしたい」という感情が前に出てしまいます。

投資の世界では、数字よりも「人の心」が動くときに、もっとも大きな判断ミスが起きます。「損をしたくない」という防衛の気持ちと、「もっと儲けたい」という欲の気持ち。この2つは相反するようでいて、どちらも人を冷静さから遠ざけます。

「儲かる」という言葉を聞くと、私たちは「今動かないと損をする」「他の人だけが得をしてしまう」という気持ちに駆られ、「早く乗らなければ」という感情が先に立ちます。

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