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「一流のプロフェッショナルは勝負にこう向き合う」東大文学部卒が紹介する"頭を良くするゲームの本"3冊

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本を読む女性
ゲームから“頭を良くする”方法を学べる本を3冊ご紹介します(写真:アラヤシキ/PIXT)

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私がこれまで出会ってきた東大生には、案外、ゲーム好きが多くいました。ここでいうゲームは、ただ暇つぶしに遊ぶスマホゲームだけではありません。麻雀、将棋、囲碁、かるた、チェス――そうした、勝つために考え、読み、記憶し、駆け引きを重ねる「知的なスポーツ」としてのゲームに親しんできた人が、思いのほか多いのです。

もちろん、東大に受かる理由のすべてがゲームにある、などと言うつもりはありません。けれども、実際に彼らと話していると、勉強ができるという一言では片づけられない力を感じることがあります。先を読む力、相手の出方を考える力、集中を持続させる力、勝負どころで焦らない力。そうした能力の一部は、教科書の問題集だけで育ったというより、ゲームの中で鍛えられてきたのではないか――そんなふうに思わされる場面が少なくありませんでした。

考えてみれば、麻雀も将棋もかるたも、ただの遊びではありません。限られた情報から最善手を考え、状況に応じて方針を変え、ときには運や想定外の出来事まで引き受けながら前に進む。そこでは、学校のテストとはまた別の「頭の良さ」が問われています。そして、その力は勉強だけでなく、仕事や人間関係、人生のさまざまな局面でも役に立つはずです。

では、そうした「勝てる人の思考」や「頭の使い方」は、どこから学べばいいのでしょうか。実際にゲームの世界で勝負してきた人たちの言葉に触れれば、そのヒントが見えてくるかもしれません。今回は、麻雀、かるた、将棋・勝負論といった世界を入り口に、ゲームから“頭を良くする”方法を学べる本を3冊ご紹介します。

ビジネスにも通じる思考法を学べる本

東大麻雀

みなさんは麻雀のルールを知っていますか? ざっくり言えば3枚×4セットと2枚の14枚で絵を合わせることでアガリにたどり着けるゲームです。ポーカーの拡張版ともいえるような遊戯ですが、これをテーマにした作品は、漫画、ドラマ、映画、小説とあげればきりがありません。

それどころか、街中を見渡せば麻雀の遊技場であふれています。いったいどうしてここまで人を魅了してやまないのか? それは、麻雀が「計算」と「運」の両方を兼ね備えているからでしょう。

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【麻雀から学べること】

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