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メンバーのやる気を削ぐリーダーの言動
新しいことに挑戦する風土にするために、リーダーの役割は重要です。
会社側は、社員の1人ひとりが当事者意識を持って、会社の課題解決に主体的に取り組む姿勢を期待していても、実際には社員側の本気度が低いことはよくあります。社員が取り組まないわけではないのですが、本気でやり抜こうとしないのです。
原因は複数ある可能性もありますが、その中でも多いのが「学習性無力感」と呼ばれる現象です。「学習性無力感」とは、アメリカの心理学者マーティン・E・P・セリグマンが1967年に発表した概念です。
たとえば、他部署から異動してきて、やる気に満ちていた人が、上司に改善案や新たな取り組みを提案する。しかし、却下され続け、現状維持の風潮を目のあたりにするうち、「新しい取り組みをしようなんて言葉だけで、結局この部署は変わらない」と諦めてしまう。
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【入社2年目の社員の場合】
