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いつまで経ってもなぜか会社になじめない…「キャリア採用」の社員が今すぐ済ますべき転職先での《通過儀礼》

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キャリア採用の人が会社になじみ、力を発揮するためのコツを紹介します(写真:eizan/PIXTA)
  • 松岡 保昌 モチベーションジャパン代表取締役社長
  • 岩渕 美香 株式会社モチベーションジャパン取締役副社長、キャリアセルフ・エフィカシー研究所所長

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どんな人も、一度身についた習慣を変えるのは、簡単なことではありません。ましてや、価値観となるとなおさらです――。こう語るモチベーションジャパン代表取締役社長・松岡保昌氏と同社取締役副社長の岩渕美香氏は、大きな決断をして転職してきたはずのキャリア採用の人が、職場になじめず辞めていってしまう理由もここにあると指摘します。
本稿では、そんな松岡氏と岩渕氏が長年にわたるコンサル経験の中から感じた、キャリア採用の人が転職先にうまくフィットするために必要なコツについて、二人の共著『残念なリーダーにならないためのマネジメント50の心理法則』から一部を抜粋・編集する形で紹介します。

メンバーのやる気を削ぐリーダーの言動

新しいことに挑戦する風土にするために、リーダーの役割は重要です。

会社側は、社員の1人ひとりが当事者意識を持って、会社の課題解決に主体的に取り組む姿勢を期待していても、実際には社員側の本気度が低いことはよくあります。社員が取り組まないわけではないのですが、本気でやり抜こうとしないのです。

原因は複数ある可能性もありますが、その中でも多いのが「学習性無力感」と呼ばれる現象です。「学習性無力感」とは、アメリカの心理学者マーティン・E・P・セリグマンが1967年に発表した概念です。

たとえば、他部署から異動してきて、やる気に満ちていた人が、上司に改善案や新たな取り組みを提案する。しかし、却下され続け、現状維持の風潮を目のあたりにするうち、「新しい取り組みをしようなんて言葉だけで、結局この部署は変わらない」と諦めてしまう。

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【入社2年目の社員の場合】

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