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いつまで経ってもなぜか会社になじめない…「キャリア採用」の社員が今すぐ済ますべき転職先での《通過儀礼》

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キャリア採用の人が会社になじみ、力を発揮するためのコツを紹介します(写真:eizan/PIXTA)
  • 松岡 保昌 モチベーションジャパン代表取締役社長
  • 岩渕 美香 株式会社モチベーションジャパン取締役副社長、キャリアセルフ・エフィカシー研究所所長
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②当日は、会場のみなさんに、自分の仕事に活かすという視点で聞いてもらうようにお願いします

③受賞者には、仕事のコツを、具体的な資料なども用意して語ってもらいます。中には、事前に映像にとっておいて、その場で流すこともあります

④そのうえで、会場から受賞者に質問をしてもらいます。そうすると、「私の場合には、通常はそのようにはうまくいかないのですが、なぜうまく進めることができるのですか?」などと、リアルな突っ込んだ質問が出てきます。そこからのやりとりが重要なノウハウの共有になるのです

つまり、単なるいい話から、自分の仕事に関係する話、自分が取り入れるべきノウハウへと変わっていくのです。ちょっとした工夫で「自分ごと化」できます。

チームを強くするリーダーは、優秀な仕事のやり方を、みんなが真似しようと思うような雰囲気づくりができるのです。

キャリア採用で重要な「組織社会化」の意識

何度かの面接を経て、それなりに覚悟を決めて入社した人が、「この会社は、ここがダメ、あそこがダメ」と批判したあげく、数カ月で辞めてしまったというケースはありませんか?

ここでは、キャリア採用の人が会社になじみ、力を発揮するためのコツについてお伝えします。

定着に失敗する会社は、「組織社会化」を意識できていないことが多くあります。「組織社会化」とは、新しく組織に入った個人が、組織の環境や仕事のやり方に適応するために、その組織で必要な態度や行動、知識を習得するプロセスのことです。

組織には、大事にしている価値観や、暗黙知を含めたルール、研ぎ澄まされた仕事のコツがあります。みなさんも思い出してみてください。どこかの組織に入ったときに、最初どうしたらいいのかとまどった経験はありませんか?

しかし、周囲を観察しながら、いつしかぎこちなさも消え、いっぱしの組織の一員になっていたのではないでしょうか。どんな人も、この「組織社会化」を経験するのです。

新しく入った人がそれまでに身につけている習慣と、自分たちの会社のやり方とが同じであれば問題ないのですが、現実、まったく同じということはありません。

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【上司への接し方ひとつとっても違いがある】

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