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約2kmの廃止された高速道路を歩いてみたら…「KK線ウォークイベント」で見た東京の道路の新しい使い方

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高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた
高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授

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ちょうど1年前の2025年4月、とある“高速道路”が廃止された。銀座付近を走る「KK線」と呼ばれた2kmあまりの道路である。

首都高速道路の日本橋付近の地下化にともない、KK線の地下に新たな道路が建設されることとなり、地上のKK線はクルマの道路の役割を終えたが、撤去するのではなく、都市景観を楽しむ歩行空間として残されることになった。

「急カーブ注意」といった標識など、各所に高速道路時代の名残がある(筆者撮影)

そして、大型連休を前にした週末の4月25~26日の2日間、「Roof Park Fes & Walk 2026」と題して、旧高速道路を歩いて楽しむイベントが行われた。

参加希望者は原則、事前申し込みで、WEBでの予約により2時間のウォーキングを楽しむことができるというもの。筆者も初日の25日に参加してみた。

通行無料だった約2kmの高速道路

KK線は、首都高速道路の一部のように見えるが、東京高速道路株式会社という民間の会社が運営しており、高速道路が通れなくなった今もこの会社は存続している。

というのも、道路の下は「銀座ナイン」「銀座コリドー街」「銀座ファイブ」「銀座インズ」など14の商業ビルが入っており、その運営が今も続いているからだ。

ちなみに、KK線は通行料が無料であったが、これらの賃貸収益のおかげで、道路の通行は無料となっていた経緯がある。

「Roof Park Fes & Walk 2026」の入り口となった旧西銀座ランプ(筆者撮影)

さて、東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅で下車し、地上に出て2分ほど歩くと、KK線「西銀座」入り口がある。ここからかつてクルマが通っていた進入路を登ると、イベントの受け付けとなっていた。ちなみに参加料は、大人1人ちょうど1000円。

受け付けの前で結構、きびしめのボディチェックと荷物チェックがあり、そのあと予約の情報が入ったQRコードを見せて、いよいよ高速道路ウォークが始まる。

【写真を見る】約2kmの廃止された高速道路を歩いてみたら…「KK線ウォークイベント」で見た東京の道路の新しい使い方(13枚)

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