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約2kmの廃止された高速道路を歩いてみたら…「KK線ウォークイベント」で見た東京の道路の新しい使い方

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高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた
高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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ウォークのルートは、「ZONE1」から「ZONE5」までの5つの会場を順番にめぐる一方通行だ。

ZONE1は、スケボースクールやダブルダッチという縄跳び競技などを体験できるコーナーがある、アクティビティゾーンとなっている。その先端はかつての料金所になっているが、その先には行けないようになっていた。

キッチンカーもイベントに登場。プリマハムの香薫キッチンカー(筆者撮影)

UターンしてZONE2に来ると、キッチンカーや日本各地の名産が並ぶマルシェなどのコーナーが続く。高速道路周辺の有楽町界隈は、各都道府県のアンテナショップが並ぶエリアで、その店舗のいくつかが出店しているようだった。

次世代モビリティの体験コーナー(筆者撮影)

さらに、ステージでライブのトークを聴いたり、道路に直接チョークで絵を描くことができるコーナーがあったり、次世代のモビリティの市場を体験できるコーナーがあったりと道路上は盛りだくさん。ゆっくり歩くと1時間、事前予約制の体験などをすれば、たしかに2時間くらいは楽しめそうな空間であった。

鉄道ファン注目のスポットでもある!?

この道路は2階建てのテナントの上にあって、高さは約8.5m。普段とは違った視点から晴海通りや銀座通りを見下ろしたり、帝国ホテルや有楽町マリオンなどを眺めたりと、新鮮な景観を楽しめた。

特に有楽町と新橋の間は、真横に鉄道の線路が行き交っており、多くの参加者が写真を撮っていた。

新橋駅付近を走行する東海道新幹線(筆者撮影)

1時間に上下線あわせて30本ほどが行き交う東海道新幹線の他、山手線、京浜東北線、東海道線(上野東京ライン)、日暮里から品川まで乗り入れる常磐線と、この区間で地下を走る横須賀線以外のすべての鉄道が1分に満たない間隔で次々と通過するのは、鉄道ファンではなくとも少しワクワクする体験である。

次ページが続きます:
【「都市空間は誰のものか」を再考する】

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