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約2kmの廃止された高速道路を歩いてみたら…「KK線ウォークイベント」で見た東京の道路の新しい使い方

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高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた
高速道路時代の行き先表示の名残が残る上を歩いた(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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平均して1日2.5万~3万台のクルマが行き交っていた交通の大動脈が、人が歩ける空間に変わったことは、「建設」こそが進歩だと信じてきた私たちにとって、「都市空間は誰のものか」ということを再考するうえで、貴重な視点を提供してくれているように感じた。

KK線の上から数寄屋橋交差点を見下ろす(筆者撮影)

2日間の参加者数は、主催者の見込みではおよそ1万人とのことであった。

このKK線には、2カ所の急カーブがある。一般道でもこんなカーブがあったら油断できないほどの急カーブで、実際に歩いてみてもかなり急であった。KK線の最高時速が“高速道路“とは思えない時速40kmに抑えられていたのも納得だ。

KK線が大きくカーブする様子(筆者撮影)

東京の道路に開く新たな風穴

今回のイベントでは、ナイトプログラムとして、高速道路の上でライブを楽しんだり、映画を上映したりする仕掛けもあった。また、今回は2日限りのイベントであったが、KK線の上では1年の間に、いくつかの催しが開かれてきた。

昨年、開催された東京2025デフリンピックでは、マラソン競技の会場としても使用された。今後も、東京高速道路会社だけでなく、東京都やさまざまなクリエイター、デザイナーらが共創して新たな取り組みを続けていくとのことである。

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30年には一部区間が正式に歩行者等に解放され、さらに時間をかけて整備していくという話も聞いた。たった2kmではあるが、「クルマ中心の東京の道路に新たな風穴が開いたらおもしろそうだ」との思いを深めて、新橋の出口から地上に降りた。

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