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体内の「ポリアミン」をいかに"持続的に増やすか"がカギ 専門家が推奨する《老化を遅らせる》ヨーグルトの食べ方

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細胞の元気を保つ「ポリアミン腸活」について解説します(写真:Table-K/PIXTA)
  • 松藤 千弥 東京慈恵会医科大学学長、医学博士
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さらに、野菜や豆類の摂取不足、発酵食品を食べる頻度の低下、腸内環境の変化なども重なり、食事や腸内細菌から得られるポリアミンの量は、以前に比べて少なくなっている可能性があります。

しかも、体の中でポリアミンをつくる能力は、加齢とともに低下していきます。つまり、年を重ねるほど外から補う必要が高まるにもかかわらず、食生活の変化によって、十分に供給されていない――。

加齢と供給不足、この2つの要因が重なることで、ポリアミン不足に陥りやすい状況が生まれていると考えられます。

では、不足しがちなポリアミンを、どのようにして補い、減らさないようにすればいいのでしょうか。「1回食べるだけで老化が止まる」「短期間で若返る」といった都合のいい健康法は残念ながら存在しません。

体の老化は加齢とともに確実に進みます。しかし、その進み方は生活習慣によって大きく変わることが知られています。つまり重要なのは、特別なことを1度だけすることではなく、体によいことを長く続けること――すなわち習慣化です。

そこで本稿では、不足しがちなポリアミンを補い、細胞のはたらきを正常に保つためにぜひ身につけてほしい生活習慣をご紹介します。不足したポリアミンをケアする生活習慣、略して「ポリケア習慣」。とりわけおすすめしたいのが「ポリアミン腸活」です。

腸内細菌はポリアミンをつくっています。このはたらきを利用して、腸内でより多くのポリアミンを産生してもらうことが目的です。腸内で継続的にポリアミンがつくられれば、食事からの摂取に加えて、安定した供給源を持つことになります。

腸内細菌になるべく多くのポリアミンをつくってもらう

「ポリアミン腸活」は、腸内細菌にできるだけ多くのポリアミンをつくってもらえるように、腸内環境を整えることを目的としています。主な戦略は食事の工夫です。

ポリアミン腸活がうまくいくと、腸内細菌が常にポリアミンをつくり続けてくれるので、安定した供給源を持つことになります。また、食事のたびにポリアミン量を意識する必要がないため、より負担の少ない方法といえるでしょう。

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【腸内細菌によるポリアミン産生のメカニズム】

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