観察の目を育む「まなざし旅」
旅を通じて観察力が“自ずと”(この自ずとがポイントです。理由は後述)育まれる旅、私はこれを、まなざしを育む旅、略して「まなざし旅」と呼んでいます。
そもそも観察とは、見たもの・感じたもの・聞いたことを自分の内側にいったん受け取り、そこから違和感や変化に気づき、行動することを意味します。たとえば、旅先のスーパーで見たことのない野菜を見つけたとします。
あれ、見たことない形だぞ(見る)、この地域の特産なのかな?(気づく・考える・仮説を立てる)、実際に買って食べてみよう(判断する)。
この一連の流れこそが、本記事でいう「観察」です。観察力を育てていくと、やがて、物事の本質に迫る洞察力にもつながります。
旅先には、観察のサイクルが自然と回る環境があります。そのサイクルを上手く回すには、観光地をスタンプラリーのように通り過ぎるのではなく、立ち止まる時間を増やしたい。そのためには、旅のスケジュールや荷物に余白を持たせて、観察サイクルが回りやすい旅の設計が大事です。
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【「まなざし旅」をするときに大事なポイントは?】
