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「ほんと使えないな」「被害者ぶるな」→静かに心を蝕む《モラハラ夫の6つの言動》…12項目のチェックリストで確認しよう

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

INDEX

モラハラは、気づいた瞬間から「自分を取り戻すプロセス」が始まります(写真:shimi/PIXTA)

夕食後、夫にどうしても気になっていたことを切り出そうとした。

「少し話せる?」と声をかけると、彼はスマホの画面から目を離さずに「いま? 疲れてるんだけど」と不機嫌そうに言った。勇気を振り絞って続けようとすると、「その話、前もしたよね? また?」とため息をつかれる。言葉が喉の奥で固まり、結局「ごめん、またにする」と引き下がってしまう。

話し合いたいだけなのに、いつもこうして終わる。問題は何ひとつ解決しないまま、胸の中だけが重くなっていく。気づけば、話題を選び、言い方を選び、相手の機嫌を読むことが当たり前になっていた。

「どうしてこんなに気をつかっているんだろう」とふと我に返った瞬間、胸の奥に小さな痛みが走った。

自信や判断力を奪う「モラハラ」の脅威

一見どこにでもある夫婦のやり取りに見えて実は違います。疲れているのだから仕方ないで済ませていないでしょうか。こうした関係性は、モラハラ(モラル・ハラスメント)といえます。

モラハラとは、言葉・態度・沈黙・無視などを使って相手の心を傷つけ、支配しようとする精神的な暴力のことを指します。相手を否定したり、責め続けたり、無視したり、機嫌でコントロールしたりすることで、「自分が悪いのでは」「自分さえ我慢すれば」と相手に思わせ、関係の主導権を握ろうとする行為です。

殴る・蹴るといった身体的な暴力とは違い、目に見えにくく、ゆっくりと相手の自信や判断力を奪っていきます。また、多くの場合、優しさや謝罪を交ぜながら繰り返されるため、被害者は混乱し、「これは普通のケンカなのか」「自分の気にしすぎなのか」と判断が難しくなります。

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【加害者は男性に限らない】

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