「ほんと使えないな」「被害者ぶるな」→静かに心を蝕む《モラハラ夫の6つの言動》…12項目のチェックリストで確認しよう

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日々のやり取りの中で覚えた「違和感」は、最初の警報です。

モラハラに気づいたときに大切なこと

「なんとなくうまくいかない」「息苦しい」と感じながらも、良い面もあるため見て見ぬふりをしてしまうことは珍しくありません。

また、ひとたびモラハラに気づくと、「そんなはずでは」と混乱や不安が強くなるものです。そのような状態で、すぐに大きな決断をする必要はありません。まず大切なのは、揺さぶられてきた自分の感覚を取り戻すことです。

「あれはおかしかった」「私は確かに傷ついた」と、自分の感じたことを否定せずに受け止めることが第一歩です。

次に、心の整理として記録を残すことが役立ちます。

相手の言動やその時の自分の気持ちを書き留めるだけで、状況を客観的に見やすくなり、「やっぱり変だったんだ」と確信が持てるようになります。

これは行動のための証拠集めではなく、自分の頭の中をクリアにする作業です。また、信頼できる人に事実だけを共有することも大きな助けになります。アドバイスを求める必要はありません。外の視点が入るだけで、モラハラ特有の「自分が悪い気がする」感覚が薄れていきます。

さらに「距離を取る選択肢がある」と認識することも重要です。実際に動くかどうかは別として、選択肢があると知るだけで心が軽くなるものです。そして、自分の生活や人間関係を外側に広げることで、相手の影響力は自然と弱まっていきます。

モラハラは、気づいた瞬間から「自分を取り戻すプロセス」が始まります。あなたが感じた違和感は、決して間違いではありません。そして、気づけた自分を責める必要もありません。どうか、自分の心の声を大切にしてください。

その小さな違和感こそが、あなたを守る最初のサインです。

(参考)相談先
・配偶者暴力相談支援センター(DV相談支援センター)
全国の自治体が設置している公的窓口
・DV相談+(プラス)
内閣府が運営する全国共通の相談窓口
・男女共同参画センター
自治体が運営する公的な相談・支援機関
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大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

公認心理師、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。内閣府などの官公庁をはじめ、大手企業等で6万人以上に講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス・ハラスメント対策」を提供している。一般向けにメンタルアップマネージャ®資格講座を実施。著書に51万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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