中曽根内閣では「スパイ防止法案」が廃案の過去も…日本が"スパイ天国"から脱するための4つの手順
巧妙を極める「スパイ活動」の実態
「日本はスパイ天国だ」。この言葉を、安全保障の専門家がよく口にしています。これは本当なのでしょうか。そして、なぜそう言われるのでしょうか。
スパイ活動(諜報活動)とは、他の国の政府、軍、企業などから、秘密情報を不法に入手する活動のことです。
現代のスパイ活動は、映画のようなスリリングなものばかりではありません。多くは地味で、時間のかかる作業です。政府職員や企業の従業員に接近し、信頼関係を築き、少しずつ情報を引き出す。これが典型的な手法です。
また、サイバー攻撃による情報窃取も増えています。政府機関や企業のコンピューターに侵入し、機密情報をダウンロードします。これは「サイバースパイ」と呼ばれます。
日本でも、スパイ事件は実際に起きています。
2026年1月には、ロシアのスパイが日本で摘発されました。在日ロシア通商代表部の職員が、「ウクライナ人です」とウソをついて、工作機械メーカーの社員に「道を教えてください」と声をかけたのが始まりでした。
「お礼がしたいからまた会いましょう」と誘い、ファミレスなどで何度も会ううちに仲良くなり、最終的には会社の秘密情報を聞き出していたのです。



















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