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「プレーヤーとしては一流なのに、マネジャーとしては…」→そんな管理職が陥っている"意外な落とし穴"

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  • 竹下 綾美 経営者、工学博士、ブランディング講師
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先ほどもお話しした「会社が期待しているリーダーとしての貢献」の解像度を上げると、以下のようにまとめることができます。

「チーム内で一番成果を出している人をリーダーにすれば、その影響でチーム全員が同じくらいできるようになる」

たとえば5人のチームでトップの人が10の成果を出していて、その他4人のメンバーが5の成果を出しているとしましょう。

この場合、チーム全体の成果は10×1+5×4=30となります。

このチームでトップの人がリーダーに昇格した結果、本人の成果が5に落ちたとしても、他のメンバーが10の成果を出せば十分にカバーできます。

5×1+10×4=45となり、チーム全体の成果は上がるわけです。

リーダーには、このようなスキルと成果が求められています。

求められているスキルと成果の変化に気づき、仕事のスタイルを変えていく必要があるのです。

プレーヤーとしての成果は捨てよう

ここからは、どのようにして「自分が成果を出さないといけない」という心理を乗り越えればよいのか、その思考法を紹介していきます。

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ここまで見てきたように、プレーヤーとして優秀なリーダーは、過去の成功体験にとらわれ、個人の成果に執着してしまいます。その結果、「自分が一番のプレーヤー」であるために、無意識のうちに部下に任せること、育てることをなおざりにしてしまいます。

しかし、リーダーが一番であるチームは、閉鎖的なチームです。リーダー自身が「自分が一番のプレーヤー」という序列を変えようとしない限り、チームの進化が起こりにくくなります。

そうこうするうちにも時代は変化しているので、リーダーの仕事のスタイルは陳腐化し、変化に追いつけなくなっていきます。

一方で部下も成長しないので、チーム全体の成績が低迷します。

最終的に、チームの成果を下げてしまった無能なリーダーと成長できなかった不幸な部下が取り残されてしまいます。

部下を育てようと思ったら、プレーヤーとしての成果を捨てることが重要です。

そのためには、「自分が一番でなくてはならない」という思い込みは真っ先に捨てなければなりません。リーダーが一番であるチームは、部下が育たず先細りするチームである。

このことを肝に銘じましょう。

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